<さくらいとしまつりについて>

 現在、糸島には多くの観光客が全国各地・世界各国から訪れていますが、その目的の第一として自然の豊かさがあります。私達が先人から受け継いだ豊かな自然を後世に残すためにも、自然と共生してきた日本人の精神文化を後世に伝え、地域の誇りを未来に繋いで参りたく存じます。
 そこで、本年は『伝統文化と環境』をテーマに企画運営して参ります。
 かつて櫻井神社に奉納されていた能を再興し、国連が掲げる『SDGs』の理解を深めるべく、先ずは私達が身近に抱える海岸ゴミの清掃活動や放置竹林を活用すべく、竹灯籠制作をし課題の発信を行い、問題意識を共有しながら環境改善に取組んで参ります。
 櫻井神社の創建の基となった縁日に是非とも多くの皆さまのご参拝をお待ちしております。
 結びに本企画にご賛同頂いた、下記に記載の多くのご協賛各位のお力添えに心より感謝申し上げます。

さくらいとしまつり実行委員会一同

<概  要>

「さくらいとしまつり」は、櫻井神社の神々に感謝をし、伝統文化と豊かな自然を後世に繋ぐおまつりです。
当日は櫻井神社にて、午前4時より岩戸開き神事午前11時より例大祭が執り行われます。

日程 令和元年7月2日(火)4:00〜21:00
会場 櫻井神社 境内



桜井神社 例大祭

岩戸開き
4時〜21時 岩戸宮内参入可能

例大祭
11時〜


井牟田セリ粥販売

4時〜 豊臣秀吉が愛した伝説の井牟田セリ粥販売
      無くなり次第終了 500杯

グルメマルシェ同時開催!

11時〜 神楽殿前広場にて



お問い合わせ

さくらいとしまつり実行委員会
糸島市志摩桜井4227 櫻井神社内
TEL 092-327-0317


開会のご 挨拶

19時〜

竹灯籠

19時頃〜 櫻井大神宮参道に竹灯籠を灯します。

雅楽

19時15分〜 雅楽

九州大学准教授
清野聡子先生の
環境セミナー

19時45分〜 神楽殿にて

奉納「能」
舞囃子養老水波之伝

20時15分〜 奉納「能」

【あらすじ】
空から音楽が聞こえ、山神が現れて、御代のめでたさを祝福し、壮快な舞を舞う。

山神:森本 哲郎  笛 :相原 一彦
小鼓:飯冨 章宏  大鼓:白坂 信行
太鼓:吉谷 潔   地謡:九州大学能楽部

<伊牟田セリのこぼれ話>

 文禄元年の春、豊臣秀吉は大陸遠征の大号令を発表し、みずからも肥前名護屋城へ出陣した。 秀吉が前原で休息したさい、桜井から伊牟田のセリが食膳に提供された。太閤はその風雅な味をことのほか喜び、「これは天下第一のセリの味」と舌つづみをうったという。 そのセリの味がよほど忘れられなかったと見え、大阪へ引き上げの途中、再び前原で休息したとき、重ねてセリ料理を所望した。ところが、余りに急な所望なので、伊牟田で摘んで来る時間がない。そこでセリに変わりはあるましと、今度は近くの吉田のセリを摘んで間に合わせた。すると、太閤はけげんな顔をして、このセリは、前のセリと産地が違っているようだな。どうも前回ほどの風味がないぞ」と箸をおいたそうである。これには接待役もびっくり。美食の極みを尽くした太閤の舌を唸らせた伊牟田のセリを復元しました。

<ご協賛企業紹介>